パワプロの「いぶし銀」についての考察
どうもこんにちは、湖虎Pです。
今日はパワプロの特殊能力「いぶし銀」についてぇ、お話しします。(某教祖)
いぶし銀についての調査を始めたワケ
休校中に選手作成のストックを作ろうと思って、今日の朝から「阪神の代打陣特集」とかで制作企画を立てていたのですが、作成予定選手の誰を見ても「いぶし銀」なる特殊能力がついていまして.....。なんとなくベテランに付ける特能ということは把握していたのですが、なんとなくイメージ査定だけでつけるのも危ないかなと思ったので改めてつける際のある程度の基準を考えようと思っただけです。(後述の効果が割かし強力というのもある)
大前提:いぶし銀ってどんな能力?
いぶし銀の効果
7回以降、同点もしくは2点差以内で負けておりランナーなしもしくは2塁以上に走者がいる時、ミート打ちをするとヒット性の打球が出やすい。
(出典:【パワプロアプリ】いぶし銀の効果・査定・必要経験点【パワプロ】 - GameWith
(このページはアプリ版のものですが発動条件等は恐らく一緒だと思います)
まぁおっつけてしぶとく三遊間を破るタイプのベテランに付ける感じのアレですね。流し打ちとアベレージがくっついたような能力をしてます。たぶん
いぶし銀に関する調査:パワプロ2016~2018最新版より
上に書いたように結構強力?な能力なので(他の能力との兼ね合いはあれど)軽卒に付けると代打専任のはずのベテランが普通に戦える能力になりかねないし、ベテランだからって全員がいぶし銀っていうのはあまりに芸がなさすぎる......査定が難しいですね。
というわけで調べました。何を?
パワプロ2016~2018最新アプデまでのデフォルトで「いぶし銀」が付与されている選手のシーズン成績を。
(そんなに人数はいないけど威張らせてください)
ここで扱う成績はすべて
を参照しました。該当年度の該当選手名で調べれば出典は出ます。(たくさん出典を張るのがめんどくさい)
まずはデフォルトいぶし銀該当選手の一覧をば。
2019 鳥谷(神)田中賢介(日)鶴岡(日)栗山(西)福浦(ロ)
2018 松井稼(西)
2017 松井稼
2016 松井稼(楽) 狩野(神)鶴岡(ソ)
(出典:実況パワフルプロ野球・デフォルト選手データ集 )
(所属球団は変わるたびに再記載しています ガムオとか)
中々そうそうたる顔ぶれですね。では彼らの実際の成績はどうなのか。今回はいぶし銀の発動条件に合わせ、
①同点・~2ビハインド時得点圏打率
②同点・~2ビハインド時総合打率
③7回以降(延長戦含む)打率
の3つの観点から調査を行いました。では年度別に紹介していきます。
(ロッテ福浦は2019年は引退試合のみの出場のため、調査せず)
2019年
鳥谷 .207 HR 0 打点 4(シーズン成績)
①20打数2安打 .100 点3
②45打数12安打 .266 点3
③55打数12安打 .181(10安打中二塁打3本)
田中賢介 .255 HR 1 打点 16
①13打数2安打 .153 点4
②59打数16安打 .271 本1 点6
③86打数22安打 .255(22安打中本1 二塁打2 三塁打1)
栗山 .252 HR 7 打点 54
①41打数10安打 .243 点11
②188打数42安打 .223 本5 点20
③122打数33安打 .270(33安打中HR2 二塁打6)
鶴岡 .177 HR 1 RBI 4
①5打数無安打 .000
②31打数5安打 .161 本1 点1
③21打数5安打 .238
2018年
松井稼 .154 HR 0 打点 2
①6打数1安打 .166
②15打数3安打 .200 点1
③27打数4安打 .148
2017年
松井稼 .211 HR 2 打点10
①14打数2安打 .142 点2
②44打数6安打 .136 点2
③29打数4安打 .137
2016年
松井稼 .213 HR 2 打点 13
①22打数6安打 .272 点8
②96打数21安打 .218 本2 点9
③58打数15安打 .258
(特記事項:9回打率.357 8回に1HR)
鶴岡
①22打数5安打 .227 点6
②101打数19安打 .188 点7
③83打数22安打 .265
(特記事項:7,8回にそれぞれ1HRずつ)
という感じです。ハァハァ疲れた。
さて、では全体のデータを見て何か共通項を......
ぜんぜんわからん!! わからなさ過ぎて春日未来になった。
2017年松井、2019鳥谷に関してはいぶし銀がつきそうにもない成績だし加えて誰もそこまで圧倒的に打つってわけじゃない!だってこれは死にかけのベテラン用の能力だから!!
というわけで、追加データとして選手たちの該当年度の試合終盤での印象的な活躍をWikiで調べてみました。
2019
鳥谷:開幕戦延長11回裏3塁打
(9/22の代打先制適時打は5回裏のためノーカン)
田中賢介:5月29日ロッテ戦、8回裏酒居から代打逆転2ラン
鶴岡:記載なし
栗山:いぶし銀発動条件に該当するような記載はなし
2018
松井稼:記載なし
2017
松井稼:特に該当しそうなものはなし
2016
松井稼:同上
鶴岡:同上
はい
結論いぶし銀の査定はどうすべきなのか
結論から述べます。
イメージ査定でつけてもいいと思うよ!!!!
まぁ現役バリバリの時からいいとこで打つ選手で、その年も1回くらい終盤で印象的な活躍をしていた、または先ほどの3つの条件のうちどれか1つでも優れていたらつけてもいいんじゃないですか(その点でいうと2019の鳥谷とか田中賢介はいいモデルケースだと思う)。代打専の範疇を出ないくらいに調整すればよりベリグーだと思います。
でもある程度史実の成績は踏まえるべきだと思いますよ。
要するにこういうことです。
では皆さん良いパワプロライフを。