パワプロ2020をまだ入手できない(できてもやる時間がない)のでテストに追われているにもかかわらずとりあえず現状の阪神の通信簿的なものを作っていきたいと思います。
ルール
- 選手の評価は◎、〇、△、×の4段階で行う
- 特に僕個人が注目した選手には個別リポート()を書く
- 現在二軍でも開幕からある程度の出場がある選手は記載する
まずチーム全体として。(7/16時点)
チーム成績 21試合 9勝12敗 勝率.429⇒〇
総評
開幕から驚異の負けっぷりを発揮し一時は終戦待ったなしのどん底に沈んだ阪神タイガース。しかしなんかにわかにチームの状態が上がりだし今や借金完済も見えてきた。ただ現在本来このチームの売りであるはずの投手陣、特に中継ぎに希望が見出しづらい状況にあるのでいまだ信用はならない。一刻も早い整備が上位進出への近道か。
コメント
開幕直後の「自滅の刃」状態からよく立て直したな......という念もあるので、本来△くらいの査定の所を〇にしました(甘い)。今期は前半からとにかく中継ぎ(特に藤川)で試合を落とすシーンが目立つのが非常にもったいない。打線がつながるようになっているだけに今後も工夫が求められるでしょう。
投手陣
先発陣
西勇輝:1勝1敗 1.65⇒◎
岩貞祐太:2勝1敗 3.38⇒〇
ガルシア:0勝2敗 4.98⇒△
青柳晃洋:2勝1敗 1.59⇒◎
秋山拓巳:1勝1敗 4.41⇒△
中継ぎ陣
岩崎優:10試合 2勝1敗3H 3.86⇒〇
スアレス:10試合 3H 2.79⇒◎
能見篤史:7試合 2H 7.50⇒△
小川一平:7試合 8.10⇒△
馬場皐輔:6試合 1H 3.38⇒◎
藤川球児:5試合 2敗2S 15.75⇒×
谷川昌希:5試合 18.00⇒×
伊藤和雄:5試合 1勝1敗 7.36⇒△
西、青柳の両エースは健在。苦境の中継ぎ陣を救え。
昨年から引き続き不倫西勇輝、青柳は好調をキープ。岩貞もそれなりに使い物にはなっているなど昨年よりは先発は安定している印象。ガルシアと秋山は元からこんなもんです。ここにケガ明けの髙橋遥人や藤浪が加わればより堅牢になるでしょう。
反面目立つのは中継ぎ陣の不調。昨年大車輪の活躍を見せた守屋、島本のコンビがそろって故障離脱は痛すぎる。スアレスが想定よりはるかに使えることが分かり、馬場も中継ぎとして覚醒の兆しを見せるも、タダですら飛車角落ちの状態でさらに能見や藤川などのベテラン勢に衰えをビンビンに感じまくってしまうのは苦しい。桑原あたりで何とかしてほしい。個人的には谷川があまりにも使い物にならなかったのが残念。
PICK UP PLAYERS
1.ロベルト・スアレス
TJ手術歴ありとのことで正直みんなガンケルやエドワーズの予備くらいに考えていたであろう中継ぎ右腕。しかし前述の二人が練習試合で不調に陥る中、160km/hに迫る直球(実際先日は160km/hを記録)で評価を上げその後も1軍で活躍中。このタイプにしては制球がそこまでガバガバではないのも強み。
2.馬場皐輔
「最速155キロ右腕(笑)」「打者転向しろ」などと散々な言われようだったはずの2017年ドラフト1位。今期は藤川の代役として1軍に登録されると、前評判ほどではないにしろ150に届くストレート、そしてキレッキレのスプリットを武器に7月14日のヤクルト戦まで5戦連続無失点を記録。先日の試合では3失点を喫したが藤川亡き今「新・7回の男」に最も近い存在であることは間違いない。奪三振率11.81はすごい魅力。
3.藤川球児
今期はオープン戦から状態がよくなく、開幕してからも2度の逆転負けを筆頭に炎上を続けた。しかし250Sさせたい球団の思惑により聖域化しかけた。11日のDeNA戦でソトに逆転弾を浴びたのち、右肩の不調を訴え二軍降格。奇跡の逆転Vに向けて「火の玉ストレート」の復活は欠かせないだけに、一刻も早い復調が待たれる。
4.西勇輝
開幕戦では巨人を二刀流もかくやといわんばかりに投打に渡り圧倒。(なお試合は)その後も3試合に先発し防御率1点台をキープするなど猛虎のエースとしてふさわしい成績を残している。またファンサービスに関しても熱心なことで知られており、自分を慕うファンとの公私にわたる熱い交流を欠かさないナイスガイでもある。
野手編は明後日にでも書きます