青空のCOCOPARK

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「ロボシャーク Vs.ネイビーシールズ」が最高ハジケ映画だったって話

おはこんばんちわ、湖虎Pです。

今日はサメ映画「ロボシャーク Vs.ネイビーシールズ」の話でもしていきます。

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あらすじ

史上最凶の巨大生物兵器「ロボシャーク」の恐怖を描いたモンスターパニック。宇宙から飛来した未確認飛行物体が謎のマシンを地球に放出し、それを飲み込んだサメがロボシャークに変身した。一方、シアトルで夫や娘と暮らす報道レポーターのトリッシュは、アメリカ海軍が水面下で厳戒態勢を敷いていることに気づく。特ダネを掴むべく強引に現場を取材しようとしたトリッシュの前に、巨大な生物兵器ロボシャークが姿を現し……。(映画.comより)

 

(というか、現在メインで回しているパワプロに関してはそろそろ2018のオンラインサービスが終わりそうなのでモチベが死んで今後はまちまちになると思います。ごめんなさい......2020買えるのは大学受験後だと思います)

サメ映画との邂逅

「それは雨の降るある日だった。私はコロナウイルスの影響で自宅にいることを余儀なくされ、暇を持て余して映画を見たくっていた......『トランスフォーマー:最後の騎士王』を見終わってもまだ飽き足りない私の欲張りな脳は、もう一作くらい映画を見せろと私の心に囁いてきたんだ。そこで出会ったのがこの『ロボシャーク Vs.ネイビーシールズ』ってわけさ」

ええ、物足りないつれづれな午後にFOXエンターテイメントでやってたんです。サメ映画がB級丸出しのハチャメチャポップコーン・ムービーってことは知ってたんで喜んでホイホイついて行ってしまいました。よかったのか?いいんですッ

結論から申し上げますと、メチャクチャ過ぎて最高でした。

https://twitter.com/cocoparkevery/status/1243561821220585479?s=20

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サメ映画に期待したハチャメチャ要素が詰まりすぎている。90分という気軽に見れる長さなのも良い。(かの名作『コマンドー』も上映時間90分程度である。私にとって90分というのは気楽に笑いたい映画の『黄金時間』要はベスト・タイムなのだ)

というわけでその90分に凝縮された製作の狂気侠気を次項から解説させていただきます。(一応ネタバレ注意です。)

ハジケポイント01:ロボシャークの存在そのもの

まずこのサメさんは海中を遊泳するのみならず、陸も泳げます。挙句空も飛びます。しかも機銃やブレード、挙句は高感度センサーまで搭載。強すぎる。どこのメカゴジラよ。それもそのはず、こいつには驚きの出生の秘密があります。それはなんと......

「どっかからやって来たUFOが投下した何かをどっかから来たサメが呑み込んで、そしたらなんか進化しちゃった。てへぺろ......僕はいたってマジメに説明してます。

「こんなのおかしいだろ!」って思った方は冒頭だけでも見てやってください。マジでこれです。これ以上の説明のしようが見当たりません。だってUFOが来た目的も、何か変なメカの詳細も劇中では語られないし

そして強いだけでもない!まもなく「Society5.0」を迎えようとする世の中に対応してしまったのか、Twitterのダイレクトメッセージを通して人類とも対話できるのだ!......脚本はヤク漬けなのか!?そうなんだろ!いやむしろそうであってくれ!

あとビジュアルがいい感じにユルい。ザ・B級って感じ。僕は何の予備知識もなしに見たんで、ロボシャークと言えば下のような感じのものを想定していたんですけど、

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(友情出演:『トランスフォーマーレジェンズ LG06 ゲルシャーク』)

実際に出たのはコレ。

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うん、なんだろう......「大盛ラーメンを頼んだら結構少なめに見える奴が来た、けどよく見たらやっぱり決して少ないわけじゃあない、いややっぱり多い!」みたいな当惑を引き起こしてくれるゆるーいデザインですね。決定的にカッコ悪い訳ではない。でもやっぱり所々B級のかほりがするアレです。今回はとにかくコイツが大暴れします。

ハジケポイント02:強すぎる主人公の娘(インフルエンサー

主人公はおふざけお天気キャスター、目下昇進目論見中のトリッシュという女性なのですが、こいつの娘のメロディが強すぎる。フォロワー数86万を誇るインフルエンサーで、各地のツイートからサメの出現地を割り出したり、ツイートを利用して人々の非難を助けたり、挙句の果てトリッシュから特ダネ映像を奪おうとした別のキャスターを「私の86万のフォロワーにアンタの秘密全部バラすわよ(要約)」と脅迫して退けたり。もうFBIに入れよ。しかもTwitterを通して唯一ロボシャークと心を通わせた人間でもあります。新時代のナウシカ気取りか。あとかわいいです。prpr

というかこれに限らず今作はIT技術の産物をふんだんに利用してます。序盤にロボシャークの存在を社会に伝えるために使ったのはYoutubeだし。それをめぐって人々はSNS上で議論してるし。世相を反映した意欲作ですね(適当)

ハジケポイント03:そのパロディは大丈夫なのか⁉ビル・グレイツの存在

中盤で暴走するロボシャークを止めるため、アメリカ軍がある強力な助っ人を呼びます。ラフな格好にくしゃくしゃの金髪、太い黒縁のメガネ......この孤独なsilhouetteは......まさか、ソン・ウビル・ゲイ......じゃねぇ!ビル・グレイツって誰だよ!!!

彼は「音楽と数学でコミニュケーションを図ってサメのOSをはあくしてシャットダウンするンゴ」とかとんちんかんな素晴らしいソリューションを提示します。その際に使用するドローンの名称がなんと!「MS・ドローン」......本物に訴えられるぞ!?

ちなみにこの後彼は見事ロボシャークのエジキとなりました。本人が見たらガチギレしそうだなと思うのは僕だけじゃないはずです。

その他の登場人物もクセが強いです。典型的なアカン軍人・ブラック中将、ヘタレなメロディの父親・リック、イヤミなキャスターヴェロニカ......挙げればキリがない!

 

ストーリーは上の奴で解説してなんとなくわかるものがすべてです。深みなんてものはありゃあしません。ポップコーン・ムービーだから、それでいいんです。

 

というわけでこのムチャクチャ映画のムチャクチャな寸評を書かせてもらいました。

今までに1作もこのようなサメ映画を見たことない人間でも単純に流れで笑わせてしまう、そういう「力(りき)」がこの作品には詰まっています。一応プライムにはありませんがAmazonでレンタルすれば見れるのでみんなIKEAのサメでも片手に見てください。カオスさは僕が保証します。

近いうちにどこかのチャンネルで「ビーチ・シャーク」もやるらしいので見たいですね。